SIOフィルハーモニックオーケストラ
〜コンチェルトの夕べ〜

−巨匠指揮者から音楽を受け継ぐ瞬間

伝統を繋ぐ一夜であり、各々の自分史を彩る一夜でありたい。

指揮者・汐澤安彦の演奏に触れたことのある者は、その強烈なインパクトに圧倒されたことであろう。それは、きっとチャイコフスキーやマーラー、ベートーヴェン、ブラームスの音楽、はたまた、その業界で一世風靡した吹奏楽の演奏であったと思う。汐澤のタクトから紡がれる音楽は、爽快なテンポ感や豪快ともとれる幅の広いダイナミクスレンジ、迫力に満ちた格好良さや強さを持っている反面、小気味よく楽譜の行間から汲み取るファンタジーは言葉にしてしまった途端に台無しになってしまうような、己の感性のみで対峙せねばならない、一種の脆さも持ち合わせている。そんな二面性に惚れて、「汐澤芸術」に親しんできたファンも多いはずだ。
今まで、先述のように大編成のオーケストラや吹奏楽を指揮することが多かったためか、汐澤がタクトを執る小編成のモーツァルトを聴く機会は非常に少なかったように思う。事実、
今回の3つのピアノ協奏曲のうち、第17番と第27番の2曲は初の演奏となるようだ。
なぜ、今、汐澤安彦でモーツァルトなのか…。それも30代のノリにノッたピアニスト3名との共演である。ただの発表会的な演奏会と勘違いされては困る。この日は、伝統を繋ぐ一夜であり、各々の自分史を彩る一夜でありたい。
モーツァルトという懐の深い宇宙の中で、自身の孫世代であるソリストたちのユーモアに耳を傾けて尊重しつつも、音楽の火花を散らすことを楽しむ。巨匠故に成し得る至芸は、お客様のみならず舞台上の楽員も含め、会場のお一人おひとりの心の中に何か芽生えさせるものを持っているやもしれない。
河野彬・フルート奏者/SIOフィル実行委員長

公演情報

SIOフィルハーモニックオーケストラ
〜コンチェルトの夕べ〜

−巨匠指揮者から音楽を受け継ぐ瞬間


2021年11月25日(木)19:00開演(18:00開場)
紀尾井ホール(東京・四ツ谷)[アクセス]

モーツァルト
ピアノ協奏曲 第17番 ト長調 KV453 (高橋ドレミ)

ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 KV488 (實川風)

ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 KV595 (菊池広輔)
[使用ピアノ] 1909年製ベーゼンドルファー Model250



指揮:汐澤安彦
ピアノ:高橋ドレミ、實川風、菊池広輔
SIOフィルハーモニックオーケストラ

主催:SIOフィルハーモニックウィンドオーケストラ実行委員会
共催:(有)音楽工房ドレミファクトリー
協力:株式会社ヤマハミュージックジャパン、ベーゼンドルファー・ジャパン

汐澤安彦

高橋ドレミ

實川風

菊池広輔

チケット

[料金]S席:6,000円  A席:5,000円

チケット取り扱い:イープラス eplus.jp

お問合せ:[email protected](河野)